タイトル:『ポジティブ・チェンジ』
著者:メンタリストDaiGo
おすすめ度:★★★★☆(4)
<概要>
自分を変えるのに頭も根拠も希望もいらない。
人間の体は現状を維持しようとするホメオスタシスという性質を持っている。
変えようと考えた時点でホメオスタシスが働く。
あれこれ考える前にまず行動することが大事。
変化するためのテクニックを3つのSTEPで説明されている。
<ポイント>
■STEP1
- 頭はいらない。考えれば考えるほど人は行動を先延ばしにする。
- 「準備してから行動」ではなく「見切り発車」で行動する。
- 新しい行動をどんどん増やしていき、心理的な部分を変化させる。
- 根拠はいらない。過去にどんなことがあろうと、それは未来において自分が変われない理由にはならない。
- トラウマさえも武器にできる。
- 他人と比べる人は自分を変えようとするのでなく他人になろうとしている。他人と比べない。
- 未来の自分は今の自分の行動が作る。
- 希望はいらない。行動できること自体が希望である。
- 行動するだけで希望が生まれる。
- 「作業興奮の原理」。行動をすると脳内にドーパミンが出る。
- やる気が出たから行動するのではない。行動し始めてからやる気がでる。
■STEP2
- 時間、言葉、友人、モノ、環境、外見、食事についての「行動を変える」ためのスイッチをONにする
- 早起きは不安を感じやすい時間を生活から追放できる。夜の時間はネガティブに考えてしまいやすい。
- 選択肢が多いと人間は疲労する。時間がない。選択肢が少ないことは行動を変えるためにプラスに働く。
- 悪い例:「英単語を1日に10個覚えよう」、良い例:「朝食の前に、英単語を10個覚えよう」
- ネガティブな言葉は自分に返ってくる。言葉は自分にも向けられている。
- ポジティブな言葉に言い換えると疲労感は達成感になる。
- 無意識に友人の望む人間になっている。
- 「あなたは無意識に、あなたの友人の望む姿に変わっていく。あたなの脳が自分の人間関係に無意識に適応しようとするからだ。だから、付き合う友人はちゃんと選ぼう。でないとあなたの心はいつのまにか濁ってしまう」
- バカな人と付き合うとバカになる
- グチは聞くだけでも害になる
- 人脈を自慢する人ほど、あなたにいい人を紹介してくれることは少ない。これが鉄則です。なぜなら、本当に誰かを紹介するとなると、実際は大した人脈を持っていないことがバレてしまうから、です。
- 人脈自慢する人には気を付ける。
- どんなモノに触れるか、で性格も変わる。
- 指先、口などは感度が高い。脳に与える情報も多い。手触りのいいものなどに変えると脳への影響も大きい。
- モノが多いと決断がにぶくなる。モノを減らせば減らすほど人間は変わりやすくなる。
- 環境が与える影響は大きい。成長できる環境に変え続けることが大事。
- 外見が変われば周囲の扱いも変わる。「理想の自分」のモデルを真似ていけばやがて本物に近づいていく。
- ファーストフードは人を怠けさせる。
- 低GI食品を選ぶ。
■STEP3
- 第1週:A4の紙に自分を書き出す
- 第2週:新しいこと日記をつける
- 第3週:めんどうくさいを行動のサインにする
- 第4週:超恥ずかしいことをやる
- 第5週:敵を利用する
<感想>
変わろうとしても変われない。
自分もよく経験する。
変わるためにはまず行動する。
当たり前だがなかなかできなかった。
これからはまず行動、余計なことは考えない、行動行動行動する。
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